【東京五輪】 ソフトボール、米チームが気にするのは「クマ」 日本は2連勝

Asian black bears are commonly spotted in the Fukushima area, but this one managed to evade the US softball team

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ツキノワグマ(左)は福島周辺ではたびたび目撃されている。だが、アメリカのソフトボールのエリクセン監督とアボット投手(右)はまだ見かけていない

東京オリンピック・ソフトボールのアメリカチームには、ボール以外にも、注意を向けているものがある。試合会場の福島あづま球場(福島市)付近に姿を見せているという「クマ」だ。

報道によると、同球場付近では21日の開幕戦を前に、体長1メートルほどのツキノワグマがたびたび目撃された。捕獲を逃れて、今も周辺をうろついているという。

アメリカチームは21日にこの情報をキャッチ。22日、カナダとの試合のため同球場へと移動する道中、ツキノワグマに気をつけていたという。

ふだんは米フロリダ州で暮らすケン・エリクセン監督は、「クマを見つけられないかと、みんなで辺りを見ていた」と話す。「クマを見ることなんて、アメリカではほとんどないから」。

日本ではクマが人里に下りて来て、人目に触れることは珍しくない。

ピッチャーのモニカ・アボットは、「クマに会えなくてちょっと残念だった」と記者団に話した。

クマに気を引かれたアメリカチームだったが、カナダとの試合は1-0できっちり勝利。これで2連勝し、有力視されている金メダルに向けて、幸先のよい出だしとなっている。

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日本はサヨナラ勝ちで2連勝

この日、アメリカ対カナダの試合に続いて行われた第2試合では、日本が3-2でメキシコを破り、2連勝とした。終盤にもつれて延長タイブレークとなったが、サヨナラ勝ちで決着した。

日本は、この日が39歳の誕生日だったエース上野由岐子が、前日に続いて先発。コントロールよい緩急の効いた投球で、世界ランキング5位のメキシコ打線から10三振を奪った。

メキシコは最終回に同点に追い着き、タイブレークではチャンスを広げて、世界ランキング2位の日本を脅かした。しかし、上野と交代したピッチャー後藤希友の好投の前に、逆転はかなわなかった。

日本は24日、横浜スタジアムでイタリアと対戦する。