【東京五輪】 野球で日本が悲願の金メダル 正式種目として初めて

Japan's baseball team celebrate winning gold in men's baseball

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優勝が決まると日本の選手たちは歓喜した

東京オリンピックは7日、野球の決勝が横浜スタジアムであり、日本が2-0でアメリカを下し、金メダルを獲得した。日本は野球が正式競技になって初めて金メダルを手にした。

日本はソフトボールも優勝しており、歴史的な「ダブル金メダル」を達成した。

この日の決勝戦に先立ち横浜スタジアムであった3位決定戦では、ドミニカ共和国が10-6で韓国を破り、銅メダルを獲得した。

村上のホームランで先制

日本は予選リーグの初戦から4連勝で決勝戦に勝ち上がった。アメリカはノックアウトステージ第2ラウンドで日本に敗れ、敗者復活戦を勝って決勝戦に駒を進めた。

日本は森下暢仁、アメリカはニック・マルティネスの先発投手で試合は始まった。

日本は3回裏、村上宗隆がマルティネスからセンターにソロホームランを放ち、1点を先制した。

アメリカは、5回表と6回表に2アウト1、2塁、7回表に2アウト3塁のチャンスを作ったが、適時打が出ずに得点できなかった。

日本は8回裏、山田哲人がライト前安打を放ち、坂本勇人の送りバントで1アウト2塁とすると、吉田正尚がセンター前安打。センターからの返球がそれる間に2塁走者の山田が生還し、2点目を奪った。

最終9回表、日本は栗林良吏が登板し、2死から安打を許したが、続く打者を2塁ゴロに打ち取り、金メダルが決まった。

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各選手に報奨金1000万円

日本にとって野球での金メダルはずっと追い求めていた悲願であり、ゲームセットの瞬間、抱き合ってよろこぶ選手たちの姿が、成し遂げたものの大きさを物語っていた。

日本チームの各選手は、金メダルの報奨金として1000万円を受け取る。

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稲葉篤紀監督が選手たちに胴上げされた

日本の稲葉篤紀は試合後のテレビインタビューで、「いやぁ、もう最高ですね。みんな一生懸命やってくれて、そういう思いにグッときた」

「一つも楽な試合はなかった。勝ちたい、金メダルを取りたいという気持ちで選手が結束し、いいチームでいい試合ができたと思う」と優勝を振り返った。

坂本は、「本当にタフなゲームがずっと続いて、今日も緊迫したいい試合だったので、(終わった瞬間は)ホッとした。簡単には勝たせてもらえないなと思いながら、ミスなく試合を運べたのがこの結果につながったんじゃないか」と喜びを語った。

米チームはマイナー選手で構成

アメリカは大リーグ(MLB)がシーズンを中断しなかったため、スター選手たちは東京五輪に出場していない。今大会のメンバーはマイナーリーグの選手たちで構成されていた。

そんな中で、エディ・アルヴァレスは注目を集めた。夏季と冬季のオリンピックで異なる競技で出場し、両方でメダルを獲得した6人目(アメリカでは3人目)の選手となったからだ。アルヴァレスは2014年ソチ五輪にスピードスケート選手として出場し、銀メダルを勝ち取っている。

アメリカは2000年シドニー五輪以来、野球で優勝していない。一方の日本は、野球が公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪で優勝したが、正式競技になっていた1992年バルセロナ五輪から2008年北京五輪まで、最高成績は銀メダル(1996年アトランタ五輪)だった。1992年と2004年アテネ五輪では銅メダルを獲得していた。

野球は今回の五輪で13年ぶりに正式競技に復帰したが、次回のパリ五輪では再び正式競技を外れる。

順位

(英語関連記事 Japan win first Olympic baseball gold