アフガニスタン旅行中の英学生、無事出国 批判も

Miles Routledge gives a thumbs up signal while in Kabul

画像提供, Miles Routledge/ PA Media

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ルートレッジさんは「暗く」て「過激な」旅行が好きなことから、アフガニスタンを行き先に選んだという

夏休みにアフガニスタンを訪れていたイギリスの大学生が、同国を無事出国し、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに到着した。

バーミンガム在住のマイルス・ラウトレッジさん(21)は、タリバンがアフガニスタン全土を掌握して以降、自分の旅行について、ソーシャルメディアで情報を発信し続けていた。

ラウトレッジさんはBBCに、「疲れ切っているが安心している」と述べた。そして、首都カブールから英国民の退避を支援した英軍に感謝した。

在籍する英ラフバラー大学は、彼に支援を申し出ていたと述べた。

物理学専攻のラウトレッジさんは、「暗く」て「過激な」旅行が好きなことから、アフガニスタンを行き先に選んだと、ソーシャルメディアで説明した。

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ラウトレッジさんはカブールを旅行し、銃の横で写真を撮影するなどしていた

ラウトレッジさんは今月17日、カブールからの脱出者リストに名前が載ったとフォロワーに報告。しばらくして、英軍機内だとする場所で他の人たちと一緒に映っている自身の動画を投稿した。

「ハッピーエンディング:ドバイに着陸した、英軍の素晴らしい人たちに感謝する。みんな無事だ!」と書いた。

この件について、BBCは英国防省にコメントを求めている。

外務・英連邦省の報道官は、ラウトレッジさんの事案は認識しており、「支援を提供する」活動をしていたと話した。

また、4月21日以降、アフガニスタンにいる英国民に対し、出国を強く求めてきたと説明。「8月6日には勧告を更新し、英国民は直ちに出国することと、最新計画について私たちに連絡することを強く要請した」と述べた。

「後悔していない」

オンラインでは、ルラウトレッジさんへの批判が出ている。アフガニスタンについては、当局が過去20年間以上、不必要な旅行で訪れないよう勧告していた。そのため、訪問した彼の判断を問題視する意見もある。

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ラウトレッジさんはNATO管理下の建物に避難していたという

ラウトレッジさんの友人女性は、彼がアフガニスタンを旅行したのは意外ではないと話した。「もし私の知り合いの誰かがアフガニスタンに行くとしたら、それは彼だ」。

ラウトレッジさんは16日、英PA通信に、英国民を含む他の民間人らと一緒に、北大西洋条約機構(NATO)が管理するカブール市内の建物に避難できたと話していた。

NATO報道官はこの説明について、確認できないと述べた。

この間、カブール空港には米軍機に乗ろうとして多くの人が押し寄せた。機体にしがみつき、離陸後に落下して死亡した人もいた。

ラウトレッジさんはソーシャルメディアに、アフガニスタン旅行を決めたことについては後悔していないと投稿した。