【写真で見る】天皇陛下、在位28年 様々な表情

1989年1月の即位から今年で在位28年目を迎えた天皇陛下は8日、国民へのビデオメッセージで、生前退位の意向を示唆した。

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天皇陛下は8日のビデオメッセージで「お気持ち」を表明。2度の外科手術と高齢から「次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と国民に述べ、理解を求めた。

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天皇陛下は1989年1月、昭和天皇の死去に伴い即位した。写真は1990年11月27日に伊勢神宮を参拝する天皇陛下。

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皇太子だった天皇陛下は1959年、華族出身ではない正田美智子さんと結婚した。軽井沢のテニスコートで知り合った二人の恋愛は「テニスコートのロマンス」と評判になった。

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天皇陛下は即位以来、より現代的な皇室の在り方を模索し、国民との距離を埋めようとしてきた。写真は1995年12月18日、国立劇場で行われた戦後50周年記念式典に出席した天皇夫妻。右は村山富市首相(当時)。

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天皇・皇后両陛下は、国民との距離を縮める努力を重ね、開かれた皇室を実践してきた。写真は今年2月、葉山の御用邸近くを散策する途中で市民に手を振るご夫妻。

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2011年3月の東日本大震災の後には、被災各地を足しげく訪れ、広く称賛された。震災5日後には、天皇として前例のないビデオメッセージで国民に語りかけた。写真は、2011年4月22日に茨城県北茨城市の大津漁港を訪れたご夫妻。

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日本の天皇はかつて「現人神」とされていたが、第2次世界大戦後は、終戦直後に連合軍総司令部(GHQ)が起草した日本国憲法で国の「象徴」と再定義された。写真は1998年5月26日、英バッキンガム宮殿の公式晩餐会へ、エリザベス女王と向かう天皇陛下。

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天皇陛下は、2015年8月15日の全国戦没者追悼式で「さきの大戦に対する深い反省」と述べたほか、第2次世界大戦について繰り返し哀悼の意を示してきた。その姿勢ゆえに、日本国内で数を増す歴史修正主義の政治家たちとの距離は広がり続けている。写真は昨年8月の全国戦没者追悼式で拝礼する天皇ご夫妻。

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天皇陛下が生前退位の意向という報道は、大きな驚きをもって迎えられた。写真は、7月14日の読売新聞朝刊一面。

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日本国憲法は天皇を「象徴」とする一方で政治への介入を禁止した。「生前退位」には皇室典範の改正が必要となるため、天皇が「生前退位」に直接言及することは政治行為とみなされる。写真は今月1日、臨時国会の開会式で読み上げたお言葉を大島理森衆院議長に手渡した天皇陛下。

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心臓や前立腺がんの手術などを重ねてきた天皇陛下は、公務の一部を皇后陛下や皇太子殿下など他の皇族に託したい気持ちがあるという。写真は7月25日、新幹線から手を振る天皇陛下。

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録画された約10分間の「おきもち」の言葉は、8日午後3時に公表された。写真は同日、東京都内の電気製品店で放送を見る人たち。

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次の天皇にはいずれ皇太子殿下が即位する。写真は2014年1月2日、新年の皇居一般参賀で手を振る天皇ご夫妻と皇太子ご夫妻。