ひげが見事な若い女性など ギネス世界記録

画像提供, Paul Michael Hughes/Guinness Wor
ハルナアム・カウルさんは長年かけて、見た目が理由のいじめと戦ってきた
長さ15センチのひげをたっぷりとたくわえた24歳の女性モデルが、ひげの長い最も若い女性として、ギネス世界記録に認定された。ほかには、最も長い飼い猫や、最も高く跳んだラマなどが英国から新しく、ギネス記録保持者となった。
英南部スラウ出身のハルナアム・カウルさんは、身体の特徴を前向きにとらえようと呼びかける活動を続けている。ギネス記録に認定され、「恐れ多い気持ち」だと話した。
カウルさんは多嚢胞性卵巣症候群によるホルモンバランス異常のため、顔に多毛の症状が出ている。
ひげのせいでいじめられたというカウルさんは、いじめを克服して自分の外見を受け入れるため、あえてひげを長く伸ばし、ひげと共に自分らしさを追求してきたと話す。
今年3月には、ひげのある女性として初めて、ロンドン・ファッション・ウィークのランウェイに登場した。

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ギネスの認定証を受け取ったカウルさん
「ほかのラマにうらやまれて」
存命で、最も体が長い飼い猫の記録保持者となったのは、英北部ウェイクフィールドで暮らす雄のメインクーン「ルド」だ。体長1メートル18センチ3ミリの「ルド」は、2014年に飼い主のケルシー・ギルさんに引き取らされた際には、一緒に生まれたほかの子猫たちと同じような大きさだった。
ギルさんは今では犬用のキャリーケースやハーネスを、「ルド」用に使っている。

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「ルド」と飼い主のギルさん
北ウェールズ・ポルトマドグからは、9歳の雄ラマ「キャスパ」が高さ1メートル13センチのバーをひらりと跳び越えて、ギネス記録に認定された。
飼い主のスー・ウィリアムズさんは、キャスパは「注目されるのが大好きな根っからのプリマ気質」で、農場で一緒に暮らすほかのラマたちから、うらやまれていると話す。

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高跳びが得意なラマの「キャスパ」
英北部エルビントン飛行場では、一輪オートバイによる最速記録が作られた。
リンカーン出身のケビン・スコットさんは、英モノウィール・チームが作った一輪バイクで、時速98.464キロを達成し、ギネス記録に認定された。
一輪バイクによる最速記録達成