【写真で見る】 2017年の表情 分断と再会、抗議と祝賀

2017年に世界各地で撮影された、印象深く力強い報道写真を集めてみた。

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Image caption イエス・キリストがヨルダン川で洗礼を受けた故事を記念する1月の「神現祭 」で、洗礼を受けるエリトリアの東方正教信者。イエスはここ、ヨルダン川西岸カスルエルヤフドで、洗礼者ヨハネによる洗礼を受けたと信じられている。巡礼者の洗礼地訪問を可能にするため、イスラエル政府とパレスチナ自治政府、正教会7宗派が合意を交わした。
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Image caption 1月14日、ニューヨークのトランプ・タワー前で「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事)」抗議運動に参加したキャンディ・フリーマンさん。警察による黒人殺害を受け、米国でこの運動が始まった。
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Image caption 米ワシントンで1月20日、ドナルド・トランプ氏が宣誓し第45代合衆国大統領に就任した。メラニア夫人が横で見守るなか、トランプ氏は「忘れられた」米国人のために戦うと誓い、「我が国は再び繁栄する」と宣言した。
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Image caption トランプ大統領の就任翌日 、女性の権利を主張する抗議運動が世界600カ所以上で行われた。写真は、ワシントンで6歳の娘を肩車するカリル・ハイモア・クアシャさん。
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Image caption 1月25日、テニス全豪オープンの男子シングルス準々決勝で、ミロシュ・ラオニッチ選手(カナダ)と対戦したラファエル・ナダル選手(スペイン)の鼻に、蛾(が)が止まった。試合はストレートでナダルが勝った。
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Image caption 2月10日、フランス南西部のモン・ド・マルサン空軍基地で軍事訓練中、イヌワシがドローンを空中でつかんだ。
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Image caption 2月28日、欧州で最も高く活発な火山、エトナ山(イタリア南部シチリア島)が噴火した。
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Image caption .4月11日、アイルランド・ダブリンで開かれたアイリッシュ・ダンス世界選手権を前に準備体操をするエイビン ・ケネリー さん(13)。
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Image caption 4月16日、英俳優・映画監督チャーリー・チャップリンの誕生日を祝い、600人以上がチャップリンに扮してスイスのコルシエ・シュール・ベベイに集まった。チャップリンは亡くなるまでの24年間をスイスのこの町で過ごした。
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Image caption 6月18日、ポルトガル・ペネラの山火事で消火活動にあたり、しばし休憩する消防士たち。ポルトガル北部や中部では夏から10月にかけて山火事が相次ぎ、大勢が死傷した。
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Image caption 8月21日、1918年以来初めて皆既日食が北米を横断。全米で700万人以上が目撃した。写真は、オレゴン州シスターズで太陽が月の後ろから再び顔を出した様子。
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Image caption .ミャンマー西部ラカイン州で8月25日、少数派ロヒンギャの武装勢力が約30カ所の警察や軍施設を襲撃。これを機に、ミャンマー軍はロヒンギャ掃討を開始し、年末までに約65万人のロヒンギャが隣国バングラデシュに避難した。写真は、バングラデシュへ向かう途中、ナフ川を渡ろうとするロヒンギャの女性に手を貸すカメラマンたち。
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Image caption 北朝鮮は9月15日、中距離弾道ミサイル「火星12」を発射し、日本上空を通過させた。国営・朝鮮中央通信(KCNA)は翌16日、最高指導者・金正恩氏が発射に立ち会ったと、この写真を配信した。
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Image caption ケニア・ナイロビで10月13日、野党政治家の車列に警察が催涙ガスを放った。写真は、ガスを浴びて窓から顔を出すカレブ・アミシ・ルヤイ議員。ケニアでは、現職が再選された8月の大統領選が無効とされ、10月に再選挙が実施されたものの、ウフル・ケニャッタ大統領がやはり再選され、野党勢力が反発した。
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Image caption スペイン・カタルーニャ自治州の独立を問う住民投票が行われた10月1日、投票所の外で警察と住民が衝突した。スペイン政府は住民投票を禁止し、投票後は自治を停止。直接統治に踏み切った。
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Image caption 第19回中国共産党大会が10月18~24日、北京で開かれ、党の最高指導部と今後5年間の方向性が決まった。習近平国家主席は権力をさらに集約。次回の共産党大会まで少なくとも今後5年間は、党総書記を続ける。
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Image caption 10月27日、米ミシガン州デトロイトで開かれた「女性大会」で、こぶしを掲げた女優ローズ・マッゴーワン氏。ハリウッドの大物プロデューサー、ハービー・ワインスティーン氏のレイプを公に非難して以来、この日初めて公の場で発言した。マッゴーワン氏のほか複数の女性が、ワインスティーン氏に強姦されたと公言しているが、ワインスティーン氏は、合意のない性行為はしていないと疑惑を否定している。
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Image caption タイの故プミポン・アドゥンヤデート前国王のための1年間の服喪期間が10月29日に明けた。70年間在位し、88歳で亡くなったプミポン前国王は、世界で最もなく在位した君主だった。
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Image caption グアテマラで「死者の日」を祝う11月2日、若い女性が墓石の間を歩いた。グアテマラではこの日、死者が家族からの供え物を楽しめるよう、色とりどりの凧を上げ、悪い霊を追い払う。
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Image caption 地中海でリビア沿岸警備隊に救助され、11月6日に首都トリポリの海軍基地に到着した男性。サハラ砂漠以南のアフリカからは、何万人もの移民が欧州を目指して、砂漠を越え、地中海を渡った。
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Image caption 11月21日、ジンバブエ・ハラレでロバート・ムガベ大統領の辞任を祝う人たち。軍が1週間にわたり政権を掌握した後、エマーソン・ムナンガグワ第一副大統領 が新大統領に就任し、37年続いたムガベ政権が終わった。
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Image caption 11月24日の「ブラック・フライデー」、ブラジル・サンパウロの家電量販店で競うようにテレビを買う人たち。ブラック・フライデーはそもそも米国で始まった風習。感謝祭の翌日で、クリスマス商戦の始まりと位置付けられている。
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Image caption 世界人権デーの12月10日、メキシコと米国の国境で、赤ちゃんを抱きかかえる男性。この日の「夢を守ろう」イベントで、フェンス越しに多くの家族が3分間だけ再会した。フェンスはメキシコ北部シウダー・フアレス ・パークと米ニューメキシコ州サンランドを隔てている。

(英語記事 Year in pictures 2017

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