【写真で見る】 ユベール・ド・ジバンシィ氏の功績

服飾デザイナーのユベール・ド・ジバンシィ氏が10日、91歳で死去した。ジバンシィ氏が数十年にわたって手がけた数々の衣装を写真で振り返る

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ユベール・ド・ジバンシィ氏は1927年、フランス北部ボーべの貴族の家に生まれた。弱冠24歳で自身のファッションブランド「ジバンシィ」を立ち上げている。写真は1952年、ジバンシィ初の春夏コレクションの舞台裏

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女優オードリー・ヘプバーンとは「麗しのサブリナ」(1954年)で衣装を手がけて以降、仕事の上でも個人的にも親交を深めた。ジバンシィ氏は彼女との友情を「結婚のようなもの」と語っている。一方、ヘプバーン氏は相手を「服飾デザイナーを超えた個性の創作家」と表現した。写真は1950年代、ロングドレスを試着するヘプバーンとジバンシィ氏

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ジバンシィ氏は「パリの恋人」(1957年)や「ティファニーで朝食を」(1961年)といったオードリー・ヘプバーンの代表作でも衣装を手がけた。特に、「ティファニーで朝食を」の黒いミニドレスは彼の象徴となっている。ジバンシィ氏は2010年のインタビューで「黒のミニドレスはシンプルにまとめなければいけないから、一番形にするのが難しい」と語っている。

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ジョン・F・ケネディ米大統領のジャクリーン・ケネディ夫人もジバンシィ氏のファンだった。1963年のケネディ大統領の葬儀では、「ジバンシィ」の黒いスーツとベールを合わせた

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黄金時代は1950年代と60年代と言われるが、ジバンシィ氏はその後も革新的なファッションを発信し続けた。198センチという高身長もあり、彼はあらゆる面においてファッション界の巨人だった。写真は1979年春コレクションのイブニングドレス

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ジバンシィ氏は1988年にブランドをモエヘネシー・ルイヴィトンに売却したものの、1995年までは主任デザイナーを務めた。後任にはジョン・ガリアーノ、アレクサンダー・マックイーン、リカルド・ティッシなどが名を連ねる。写真は1991年春夏コレクションでのジバンシィ氏

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ジバンシィ氏は1995/96年秋冬コレクションで43年のデザイナー人生に幕を下ろした。このファッションショーの直前、「服を作るのはやめるが、発見することはやめない。人生は本のようなもの。いつページをめくるかわきまえていないと」と友人に語ったという。写真は1995年撮影

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ジバンシィ氏は退職後は自身のファッションキャリアを称えるイベントに顔を出すなどのほかは、あまり公の場に出ず、悠々自適に暮らした。写真は2016年にハーグ市立美術館で開かれた「オードリーに愛を込めて」展で撮影

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「ジバンシィ」は創業者の訃報を伝える発表で、ジバンシィ氏を「パリらしいシックとエレガンスを半世紀以上にわたり象徴した紳士」と称えた。ジバンシィ氏のパートナーで元オートクチュールデザイナーのフィリップ・ブネ氏によると、ジバンシィ氏は12日、寝ている間に亡くなったという