飢餓に苦しむシリアの町 援助物資にひと時の安堵
飢餓に苦しむシリアの町 援助物資にひと時の安堵
内戦が続くシリアで、政府軍によって包囲された町マダヤに食料や薬など生活必需品の援助物資が11日にようやく到着した。首都ダマスカス近くのこの町では、包囲作戦によって物資供給が途絶え、人々が飢餓で死ぬなど惨状が深刻化していた。国連の支援活動を指揮する幹部は現地を訪れた後、「これはねつ造などではなく事実だ」と報道陣の前で語気を強めた。物資は1カ月分のみで、今後また届く保証はない。BBCのリーズ・ドゥセット国際報道チーフ特派員がリポートする。