体制固め進む北朝鮮 報道抑圧浮き彫りに
体制固め進む北朝鮮 報道抑圧浮き彫りに
北朝鮮が36年ぶりに開催した朝鮮労働党党大会の会場に初めて海外メディアが入った。党大会では金正恩第1書記が「党委員長」に就任。金正恩氏の体制固めが進んだ。一方で、「現地の慣習やDPRK(朝鮮民主主義人民共和国=北朝鮮)の制度を尊重せず、現実を歪めた報道をした」として、BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ記者ら取材班を国外退去させており、報道の自由を抑圧する姿勢も浮き彫りになった。現地で取材を続けるジョン・サドワース記者がリポートする。