米グッゲンハイム美術館で中東・北アフリカ作家の展覧会
米グッゲンハイム美術館で中東・北アフリカ作家の展覧会
ニューヨークのグッゲンハイム美術館が、中東・北アフリカ出身の現代美術家17人から購入した作品の展示を行っている。北アフリカ料理クスクスを砂の城のように形成したケーダー・アッティア氏の作品は、アルジェリアの都市ガルダイアをかたどったものだという。グッゲンハイム美術館で中東・北アフリカ美術を担当するサラ・ラザ学芸員は、作品がアルジェリアの植民地時代を想起させるだけでなく、自分と他者、女性と男性といった問題が砂場で遊ぶかのごとく二元論でもてあそばれる現状を批評していると読み解く。