瀕死の2歳児のイエメン人母親、特別ビザで渡米
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瀕死の2歳児のイエメン人母親、特別ビザで渡米

米カリフォルニア州の病院で危篤状態にある2歳児の母親が、トランプ政権の入国禁止令のためアメリカに入国できずにいた問題で、イエメン出身の母親が19日、米国務省が発行した特別ビザでカリフォルニアに到着した。

生来の脳疾患のため呼吸が困難なアブドゥラ・ハッサンちゃんと父親のアリ・ハッサンさんは共にアメリカ市民で、アブドゥラちゃんの治療のため10月1日に渡米した。しかし、イエメン人のシェイマ・スウィレーさんはこれまでアメリカに入れなかった。

アブドゥラちゃんは1カ月前から生命維持装置で呼吸しており、医師団は父親に、通常はこの状態は長くても1カ月しか維持できないと告げていた。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は就任後すぐに、イスラム教徒が多数派を占める複数の国に対し、入国禁止令を制定した。

数度の改訂を経て、入国禁止令は今年6月、米最高裁判所の支持を取り付けた。

現在、イラン、北朝鮮、ヴェネズエラ、リビア、ソマリア、シリア、そしてイエメンの国籍保有者が、アメリカへの入国を禁止されている。