マンション建設現場から千人以上の遺体 ナチスによる大量虐殺の痕跡
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マンション建設現場から千人以上の遺体 ナチスによる大量虐殺の痕跡

東欧ベラルーシ南西部のブレストで今年1月、マンション建設予定地から1000人以上のユダヤ人の遺体が見つかり、軍が発掘作業を進めている。

服や革製品がまだ残る遺骨もあった。遺体の多くは頭蓋骨の後頭部に銃創とみられる穴が開いている。ベラルーシ軍当局は、ナチス・ドイツが次々にユダヤ系住民の背後から頭を撃つ形で処刑し、そのまま穴に落として埋めたものとみている。

第2次世界大戦前は、ブレストの人口約5万人超の半数近くがユダヤ系だった。1941年6月のナチス侵攻から間もなく、男性約5000人が処刑され、残るユダヤ系住民はゲットー(強制隔離地区)に追い込まれた。1942年10月には残る全員が約100キロ離れた森に運ばれ、殺害されたという。

ブレストのユダヤ人博物館に残るドイツ側の記録では、1942年10月15日には市内に1万7893人のユダヤ人がいたと書かれているものの、翌日にはその数字の上に線が引かれて消されている。

(英語記事 Uncovering Nazi massacre of Jews on Belarus building site