地下鉄ホームで線路へ押され……ギリギリで助かった男性の警告
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地下鉄ホームで線路へ押され……ギリギリで助かった男性の警告

昨年4月にロンドン市内の地下鉄駅で男性2人を相次ぎ、ホームから線路に向かって押した男が昨年10月、ロンドンの刑事法院で2件の殺人未遂罪で有罪となった。男には今月24日、終身刑が言い渡された。

ロンドン近郊ブラックネルに住むトバイアス・フレンチさんは、ポール・クロスリー被告(46)にトットナム・コート・ロード駅のホームで入ってくる列車に向かって押され、すんでのところで踏みとどまり一命を取り留めた。

被告はその後、マーブルアーチ駅に移動し、ユーロトンネル社の元社長、サー・ロバート・マルパス(91)を線路に押し倒した。サー・ロバートは頭部に負傷したほか、腰骨を骨折する重傷を負った。

フレンチさんは、自分の経験を振り返り、地下鉄は今後も使い続けるが、ホームの端で携帯電話ばかり見ていては危険だと警告する。

裁判によると、被告は17歳のときに妄想型統合失調症と診断され、事件当日には治療薬を飲んでいなかった。検察官によると、被告は事件直前にクラック・コカインを使用し、頭の中で声が聞こえるなど脅迫観念にかられていたという。