アンドリュー英王子のインタビュー、幕引きになるはずが 批判と嘲笑と
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アンドリュー英王子のBBCインタビュー、幕引きになるはずが 批判と嘲笑と

性的人身取引で起訴され勾留されていた米富豪ジェフリー・エプスティーン被告(66)がニューヨークの拘置所内で急死した問題で、被告と親交のあった英王室のヨーク公アンドリュー王子がBBCの単独インタビューに応じ、すでに性的犯罪で有罪を認めていた被告の家に滞在したことは「過ち」で、自分の周囲を「がっかりさせる」行動だったと認めた。一方で、未成年女性との性行為疑惑については否定した。

インタビューは14日にバッキンガム宮殿で収録され、16日夜にイギリスで放送された。国外からはYouTubeで視聴できる(英語)

アンドリュー王子が話した内容について、イギリスでは批判の声が相次いでいる。未成年の時に王子との性行為を強制させられたと訴え出ている米女性について、王子はまったく覚えていないと述べたほか、女性が王子が汗をかいていたと主張していることについて、「当時の自分は汗をかかないという医学的症状」があったと反論したことや、その日はロンドン郊外にあるピザのチェーン店に娘を連れて行ったためよく覚えていると話したことが、ツイッターなどで嘲笑の的にもなっている。

BBCのジョニー・ダイモンド王室担当編集委員は、王子はインタビューによって「大打撃を受けた」と述べ、身の潔白を訴えるための出演は「大失敗」に終わったと指摘した。

英王室の元報道官、ディッキー・アービター氏は王子のインタビューについて、「身を切られるように」つらい光景だったとBBCに話した。なぜ出演に応じたのか、誰かの助言があってのことなのか、王室内では大騒ぎになっているだろうとアービター氏は言い、「おそらく王子は誰の助言も受けずに自分だけでやると決めて、ごり押ししたのではないか」と推測した。

インタビューに対する反応について、BBCのアンドリュー・ウィッチェル王室担当編集委員が解説する。

(編集部注・ Jeffrey Epstein被告の姓は、日本語メディアで「エプスタイン」と表記されることもありますが、BBCでは当人を知る関係者たちの発音に近い「エプスティーン」と表記しています)