東京圏の病院は「感染患者でひっ迫」 新型ウイルス専用治療室の内部

日本は最近まで、COVID-19(新型コロナウイルスによる感染症)をうまく制御できている国の1つだった。2月や3月の段階では、集団感染を早期に抑え込むことに成功し、感染者数は数百人にとどまっていた。

ところが現在、東京では3500人以上の感染が確認されるなど、エピデミック(感染流行)が拡大しつつあるようだ。日本全体では1万2000人以上が感染している。

東京や大阪など7都府県には今月7日、緊急事態宣言が出された。しかし、新型ウイルスの感染拡大スピードを遅らせ、医療制度のひっ迫した状態を解消するには至っていないと、首都圏の医師たちは口をそろえる。

BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員は、わずか10日間で仮のCOVID-19専用の治療室を設置し、増加する感染患者に対処している聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県川崎市)の内部を取材した。