フィリピンのサンゴ礁、使い捨てマスクに覆われ
フィリピンのサンゴ礁、使い捨てマスクに覆われ
フィリピンの首都マニラに近い沖合いで、サンゴ礁が個人防護具(PPE)に覆われている。
アジア開発銀行の推計によると、マニラでは新型コロナウイルスのパンデミック以降、通常よりも医療ごみが1日当たり280トン増えているという。
環境保護団体は、使い捨てマスクに使われているプラスチックが壊れ、海洋生物がそれを食べてしまっていると指摘する。活動家らはフィリピン政府に対し、医療ごみ対策を改善し、海洋汚染を防ぐよう呼びかけている。
BBCのハワード・ジョンソン・フィリピン特派員が、アニラオ・スキューバダイブセンターのダイバーの調査に同行した。
アニラオ・スキューバダイブセンターは、東南アジアで持続可能なマリン・ツーリズムを推進している国連環境計画のグリーン・フィンズに参加している。
動画制作:ハワード・ジョンソン、ヴィルマ・シモネット 追加カメラワーク:マーク・バディオラ、ジョジョ・D・ロントク

ビデオ, 「マスクでクジラが死ぬかも」 大量の防護具、世界の海で見つかる, 所要時間 2,14
各国が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)と戦う中、マスクや手袋などの防護具が大量に海へ流れ着いている。生き物への影響や、海洋汚染の悪化が懸念されている。