英王室のフィリップ殿下死去 発表と追悼の日

英王室のフィリップ殿下死去 発表と追悼の日

エリザベス英女王と73年以上連れ添ったエディンバラ公爵フィリップ殿下が9日、99歳で死去し、イギリス国内をはじめ各界から追悼の言葉が相次いだ。ロンドンのウェストミンスター寺院は9日午後6時から、殿下が生きた99年間をたたえ、1分ごとに計99回、鐘を鳴らした。

王室バッキンガム宮殿は9日、「女王陛下は深い悲しみとともに、愛する夫エディンバラ公フィリップ殿下の死を発表した」、「殿下は今朝、ウィンザー城で安らかに亡くなった」と公表。「世界中の人と共に王室は、(殿下の)逝去を悲しんでいる」と述べた。宮殿は半旗を掲げ、エディンバラ公爵の死去を発表する声明文を宮殿前に掲げた。

バッキンガム宮殿やウィンザー城の前には大勢が次々と追悼の花を手向けたものの、政府はパンデミック対策への配慮から市民に王室の居宅に集まったり追悼の品を置かないように呼びかけた。

王室は市民に、フィリップ殿下のために献花する代わりに、殿下が支援した数々の慈善団体への寄付を検討して欲しいと呼びかけた。王室の公式サイトには追悼の言葉をオンライン記帳できる芳名録ページが用意された。